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８日（金）７：４５
ここから蛇紋岩（じゃもんがん）が、ゴロゴロしてきます。
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このあたりまで来ると、高い木はなくなります。
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この露出している岩が、蛇紋岩（じゃもんがん）です。
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手でさぐりながら足場をみつけ、先に登ったハマナカくんにひっぱってもらいながら登ります。
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雪が、残っていますね。
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足元の雪。
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雲が、流れていきます。
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何かを見つけたのでしょうか。
楽しそうに話してますね。
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山の頂上まできました。
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８：０５
小至仏山頂２１６２ｍに到着。
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足元は、こんな感じ。
かなり高いところに立っているのが、わかりますね。
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小至仏山を下り、至仏山を目指します。
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至仏山は近そうに見えて、まだまだです。
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よ〜し。がんばろう
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途中、大きな岩の上で。
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最高の景色を見ながら、さらに進みます。
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景色に見とれる私。
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濃いピンクの花は、高山植物タカネシオガマ。
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白い花は、ホソバヒナウスユキソウ。
ヨーロッパアルプスの名花、エーデルワイスに近縁の植物。
蛇紋岩質の山、至仏山・笠ヶ岳・谷川岳などにしか見られない蛇紋岩変形植物。
この花を見たくて、至仏山に登る人もいるそうです。
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８：５０
至仏山到着。
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２２２８ｍの至仏山の山頂です。
普通は、この山頂の標識の前でポーズをとって写真を撮るのでしょうが、みんなはバッグの中
から何やら出すのに夢中です
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そう。これこれ。
山頂で飲むビールは、格別中の格別なのです
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「では、おつぎしましょう。」
「ありがとう。」
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２２２８ｍの山の上から、かんぱ〜い
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この１杯のおいしいこと。
至仏山頂上からの景色を、どうぞ。
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幸せの時間を終え、やっと記念撮影。
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シャッターは、大阪から来ていたご夫婦に押してもらいました。
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９：３５
さあ。
来た道を、戻りましょう。
それでは、来た道を戻りますよ。
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雲の下に見えるのが、尾瀬ヶ原。
奥の薄く赤く見える屋根が、今夜泊まる山小屋です。
至仏山を下り鳩待峠で大きなザックを受け取り、あの山小屋まで歩きます。
あの遠くの山小屋まで、ここから歩いていくというわけです。
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大きな蛇紋岩（じゃもんがん）を、ひょいひょいと下りていきます。
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青空が、出てきました。
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この稜線を歩くのは、とっても気持ちがいいです。
吹く風も心地よく、「ラーラ ラーラ ラララ
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ラララララン
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」などと、アルプスの少女ハイジの
歌なんかを口ずさみながら、気持ちはスキップしております。
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ジョウエツキバナノコマノツメ。
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こちらは、ミヤマキンポウゲ。
黄色の花が、目立ちます。
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こちらは、オオバキスミレ。
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登りではいっぱい飛んでいた虫が、帰りにはいなくてほっとしました。
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やっと帰ってきました。
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１２：０７
鳩待峠に、着きました。
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至仏山に登ってきて、大満足な私。
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靴の泥を落とし、
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顔を洗います。
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おつかれさま〜
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観光バスの後ろに見える光が当たっている山が、今登ってきた至仏山です。
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大きなザックを受け取り、お昼をパパッとお食べたら出発です。
ゆっくりするのは、宿についてから。
イガラシくんが、みんなのカップ麺のお湯を沸かしてくれています。
その間にカッパをたたみ、小さなザックもたたみ、荷造りします。
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私の、カップうどん。
気圧の変化で、パンパンになってます。
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カップ麺を食べるみんな。
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私も、さっさと食べなくちゃ。
１５分後には、出発です。
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ひと仕事終えたあとのうどんは、うまい
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時間内に用意が出来た登山初心者の２人。
ビールが５本入ったザックは、重さ１０ｋｇ。
このザックを背負い、尾瀬ヶ原をぬけ見晴の山小屋に向かいます。
距離は、９．１ｋｍ。
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